一 歩 千 金 • un pedone mille generali oro • a pawn is worth a thousand golds

重要度パラメータ標準値説明初心者向け
AAAUSI_Hash16エンジンが既に解析した局面を「記憶」するために使用するメモリ容量 (MB)。数値が大きいほどエンジンは強くなります。4
AAAUSI_PonderFalseTrue にすると、自分の手番ではないときでもエンジンが読みを続けます。これによって強くなります。False にすると「人間らしさ」が増し、相手の手番中は解析しません。False
AAAThreads4エンジンが思考に使用する「並列プロセス」の数です。スレッド数が多いほど計算が速くなり、より強力になります。1
Stochastic_PonderFalse相手の手を予測する「ポンダリング」中にランダム性を加えます。True にすると、時に予想外の手を選ぶかもしれませんが、必ずしも弱くなるわけではありません。思考がやや「不規則」になることがあります。False
AAAMultiPV1同時に解析する主要変化(バリエーション)の数。1 だと 1 つの変化に集中し、値を大きくすると広く読みます。1
NetworkDelay120オンライン対局で回線遅延をシミュレートするための疑似ミリ秒。エンジンの強さにはほとんど影響しません。120
NetworkDelay21120もう一つの「仮想」ネットワーク遅延。これもエンジンの強さに直接影響しません。1120
AAA 🙁MinimumThinkingTime2000エンジンが指し手を確定する前に最低限待機する時間(ミリ秒)。値が高いほどじっくり考えるため正確さが増し、低いと速く指すがミスも増えます。500
AASlowMover100思考を「遅く」する割合を示すパラメータ。値が高いほど時間をかけ、より強い手を見つける傾向があります。200
MaxMovesToDraw00 より大きい場合、その手数に達すると強制的に引き分けになります。0 なら無効化され、通常通り最後まで対局します。0
AAADepthLimit0読みの最大深さ(0 = 無制限)。たとえば 5 に下げると読みを浅くして、エンジンをより「人間的」に、弱くします。5
AAANodesLimit0探索する局面数の上限(0 = 制限なし)。小さい値(例: 3000)にするとエンジンが弱くなります。3000
EvalDir評価データのフォルダやファイルを示します。「」はエンジン内蔵のデータを使うことを意味します。通常は変更不要です。
WriteDebugLogFalseTrue にすると、エンジンの動作を解析するログファイルを作成します(開発者向け)。対局自体には影響しません。False
GenerateAllLegalMovesFalseTrue にすると合法手をすべて生成します(デバッグ用)。通常の対局には不要です。False
EnteringKingRuleCSARule27「入玉 (nyuugyoku)」に関する特別ルールをどう扱うかを設定します。CSARule27 (standard) o NoEnteringKing (più semplice)
- NoEnteringKing: 特別ルールを適用しません。
- CSARule24 / CSARule24H: ルール24の派生。
- CSARule27 / CSARule27H: より新しいルール27の派生。
- TryRule: 別の特殊な方式。
ThreadIdOffset0スレッドIDを割り当てるための技術的なパラメータ。強さには影響しません。0
BBBLargePageEnableTrueTrue にすると、大きいページを使ったメモリ方式を利用し、計算を高速化します。すべての PC が対応しているわけではありません。False にするとわずかに遅くなるため、エンジンの強さも少し下がります。False
AAAUSI_OwnBookTrueTrue にすると、エンジンは独自の定跡(序盤の指し手)を使用します。序盤が強くなります。False
ANarrowBookFalseTrue にすると「狭い」定跡を使います。変化が少なくなるため、序盤の強さや多様性が下がります。True
ABookMoves16定跡から辿る最大手数。値が大きいほど、あらかじめ用意された指し手が多く使われます。8
BBookIgnoreRate0定跡をあえて無視する確率(パーセント)。0 = 常に定跡を使う。30
BookFileno_book外部定跡ファイルの名前。「no_book」は専用ファイルがないことを意味します。USI_OwnBook が True の場合でも、内部定跡が存在する可能性があります。no_book
BookDirbook定跡ファイルを探すフォルダ(もしあれば)。book
BBBBookEvalDiff30定跡手同士の評価値の差の許容範囲。この数値が大きいほど、評価値が異なる(最善でない)手も選ぶ可能性があります。50
BookEvalBlackLimit0黒番(先手)側で定跡手を使う際の評価値の下限。負の値にすると、やや不利な手でも受け入れます。0
BookEvalWhiteLimit-140白番(後手)側で定跡手を使う際の評価値の下限。数値が高いほど厳選します。-140
ABookDepthLimit16定跡手の深さ制限(何手まで「用意された」手を使うか)。8
BookOnTheFlyFalseTrue にすると、対局中に定跡を更新・作成します(自己学習)。通常のプレイでは不要です。False
ConsiderBookMoveCountFalse以前は「ConsiderBookMoveCour」と呼ばれていました。True にすると、一部の定跡手をより注意深く評価します。通常の対局ではあまり必要ありません。False
ABookPvMoves8定跡から考慮する「主要変化(PV)」の数。値が大きいほど序盤の選択肢が増えます。4
IgnoreBookPlyFalseTrue にすると、一定の手数(ply)に達したら定跡の使用をやめます。False
ASkillLevel20総合的な強さのレベル(数値が高いほど強い)。エンジンによっては動作が異なりますが、下げると通常は弱くなります。10
DrawValueBlack-2引き分けを先手側(黒番)から見たときの評価値。負の値だと、エンジンは勝ちを目指しやすくなります。-2
DrawValueWhite-2引き分けを後手側(白番)から見たときの評価値。-2
PvInterval300思考中の「主要変化 (PV)」を何ミリ秒ごとに更新するか。強さには影響せず、解析表示の頻度を変えます。300
BBBResignValue99999エンジンが投了する評価値の閾。非常に大きいので、ほとんど投了しません。大差で負けているときに投了させたい場合はこの値を下げます。30000
ConsiderationModeFalseTrue にすると、エンジンは休憩中でも解析を続けます。強さへの影響は少ないですが、リソースを消費します。False
CCCOutputFailLHPVTrueTrue にすると、メインの変化ではない読み筋も表示します(デバッグ用)。強さに影響はありませんが、解析の内容が増えて分かりにくい場合があります。False
FV_SCALE24評価値をどのような「スケール」で表示するかを決めるパラメータ。強さには影響しませんが、数値の見え方が変わります。24
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